最近の関心ごと |エスクロー制度①

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2020年07月24日

最近の関心ごと |エスクロー制度①

山口市の不動産屋「ひらど事務所」へお越しいただきありがとうございます。

久しぶりのブログ更新です… (^-^;
早速ですが、最近、私が興味を持っているのが「エスクロー制度」!
聞きなれない言葉とは思いますが、まずはエスクローとは、
『商取引の際に信頼のおける第三者を仲介させ、取引の安全を担保する第三者預託』
のことです。(Wikipediaより)

通常、不動産の取引きでは、「買主が売主に対し代金全額を支払い、売主がこれを受領したときに所有権が移転する」ことになっています。
つまり、実務上では代金決済時は関係者が(銀行の応接室などで)一堂に会し、
1 司法書士が所有権移転書類(登記識別情報・権利証・委任状など)の確認
2 不備がないことを確認し、買主が売主へ売買代金の支払い(送金手続き)
3 売主が着金(代金受領)の確認
ここで一同解散となり、その後は、
4 司法書士が法務局へ所有権移転登記申請
5 数日~1週間程度後、所有権移転登記完了
以上が大まかな決済から引渡し(登記手続き完了)までの流れになります。
当然のことながら、売主が「真の所有者」であることが大前提での取引きです。

余談ですが、新米の司法書士さんから聞いたところでは、
ビデオ研修で観た決済現場は、大変重苦しそうな雰囲気でした…」
とのことでしたが、実際は意外と和気あいあいとしています。
特に、送金手続きから着金確認までは時間を要することもあり、その間は雑談の花が咲きますw
 
しかしながら、性善説の上で成り立っている取引の場に暗躍するのが、地面師や詐欺師・・・
長くなりそうですので、続きは後ほど…




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