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2020年04月17日

やはり相続登記はお早めに!|相続人は何十人に…?

山口市の不動産屋「ひらど事務所」へお越しいただきありがとうございます。

突然ですが、もし・仮に・突然・偶然にも・・・
『○○県にある家屋が倒壊して、他人に危害を加えました。あなたには、その賠償責任を負ってもらいます!』
いきなりこんな通知が来たらどうされます? 
今回は、そんなこともあり得るというお話しです。
 
以前にもご紹介したとおり、弊所は相続不動産に関するご相談を多数いただきます。
また、相続登記についても、時間が経つにつれ手間がかかることもご紹介いたしました。
さて、このたびのご相談内容は、
〔要約〕 
〇郊外にある母の実家(空き家)が倒壊寸前である。
〇その不動産(土地・建物)は、母方の曾祖父の名義のままである。
〇両親・ 祖父母・総祖父母は既に亡くなっている。
〔相談理由・目的〕
〇家屋の倒壊や瓦の飛翔で他人に危害を加える恐れがある。
〇隣地所有者が水道管を引込む際、この不動産の所有者を特定できず、隣地の方へ多額の出費を強いらせてしまった。
→この不動産の存在で、「ご近所に迷惑をかけるまたはかけるかもしれない」という負担を、子供の代に残すことなく、自分たちの代で解決しておきたい。 
→取急ぎ建物は解体し、土地を誰かに相続してもらいたい。 

この方の場合、曾祖父ですから三代前からの相続事案になります。
なお、偶然にも昭和50年頃に作成した相続関係図がありましたので、拝見いたしました。
曾祖父は、
旧民法廃止以降に亡くなっていたため、家督相続は適用できません。
よって、
その時点での曾祖父の相続人を数えたところ、なんと17名
ただし、
これはあくまでも45年近く前の人数です。
相続人は当時24~68歳の方々ですので、現在は70~110歳?(既に亡くなった方もいらっしゃいます) 
また、相談者の方は、当時の相続人のお名前すらほとんどご存じないようです。
しかし、「子どもたちへ心配の種は残したくない」という思いのため、司法書士をご紹介し、その後の業務をお願いすることにいたしました。
さて、相続人は何人になるのでしょうね?
おそらく相続人の中には、この不動産の存在すらご存じない方が多いことと思われます。
結果がわかれば、ブログでお知らせしたいと思います。

ところで、自分の身になって考えてみました。
私は、母方の曾祖母の名前と顔は覚えていますが、その他の曾祖父母については???です。
小説やドラマのように、突然多額の財産が転がり込む・・・
非現実的ですねwww  まずあり得ません…
それよりも、空き地・空き家問題が取り沙汰されている今日においては、冒頭で紹介したようなことが身に降りかかってくる可能性の方が極めて高いことでしょう。
何度も申し上げますが、相続登記は早めに手を打つに越したことがありません。
気になった方は、ぜひ司法書士等の専門家へご相談されることをお勧めします。
なお、売却や運用に関することでしたら、ぜひお声がけください! 

今回は、無さそうですが、あり得る怖いお話しでした・・・



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